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西富岡・向畑遺跡(伊勢原市)

  • にしとみおか・むこうばたいせき

調査成果の概要

  • 本遺跡は、伊勢原市北部の丘陵地帯に位置しています。
    今年度は9箇所の調査を実施しました。36-4工区では最大幅6m、深さ1~1.7mの堀状の掘り方を持つ中・近世の道の調査を行いました。また、富岡丘陵裾に位置する37-8工区では、およそ3,200年前に発生した地すべりで埋まった縄文時代の埋没林が発見されました。大小数百本のなぎ倒された樹木は、樹皮についたコケ類も残っているほど保存状態が良く、周囲からは縄文時代中期~後期の遺物とともに、緑色を保った木の葉、ササ類、昆虫、獣骨、鳥の羽(!)などの動植物遺体が多数みつかっています。特に縄文時代の鳥の羽は全国で初めての発見です。

遺跡調査結果

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