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稲荷木遺跡

  • いなりぎいせき

調査成果の概要

  • 稲荷木遺跡は、水無川東岸の河岸段丘上から丘陵傾斜面に営まれた縄文時代中期から後期にかけての大規模な集落址です。後期の段階では大量の礫を集落内に持ち込み、礫の平らな面をそろえて住居の床面に敷く柄鏡形(敷石)住居がほぼ同じ場所に繰り返し構築され、住居の前面に列状に礫を積んだ配石等の礫を用いた諸施設が数多く造られました。中期には、段丘平坦面を中心に住居が中央部の墓域を囲むように造られました。

遺跡調査結果